よく選手に話すことを、今日は書いてみようと思います。
「硬いからストレッチをする」という考え方。実は違うケースもあります。
これを読んで、「なんで?」と思う方もいるのではないでしょうか。
マッサージや整体、リハビリなどで「ここ硬いですね。ストレッチしてください」と言われた経験がある方も多いと思います。
一般的に、硬い・柔らかいは「動いているかどうか」で判断されることが多いです。
例えば仰向けに寝て脚を挙げていき、90度真上まで上がるかどうかを見るテストがあります。
もし上がらなければ、ももの裏側の筋肉(ハムストリングス)が硬いと思ってしまいます。
もちろん単純にそういうケースもあります。
ただ、骨盤が前傾位になっている場合、構造的にハムストリングスがすでに伸ばされた状態(伸長位)になっています。
その場合、脚は上がりづらい状況になります。
このように骨格のポジションを無視してしまうと、すでに伸びている筋肉をさらにストレッチすることになり、筋肉にとって良い刺激にはなりません。
むしろ危険なこともあります。
自分の身体がどうなっているかは、なかなか自分では分かりません。
なぜ硬いのか、なぜ動かないのか。
その状態を把握してからコンディショニングを行う必要があります。
野球の現場でよく見られる「肩後方のタイトネス」も同じです。
ポジショニングが原因の場合、内旋可動域が秒で正常に戻ることもあります。
後ろが硬いという「結果」だけを見るのではなく、
なぜその硬さが生まれたのか。
その背景を理解することが大切です。
現場では、こういったケースは珍しくありません。
身体はシンプルなようでいて、実はとても奥が深いものです。
だからこそ、状態を見極めてから身体にアプローチすることが大切だと考えています。
常識だと思っていることでも、実は違うことがあります。
もし
・ストレッチしても身体が変わらない
・身体が硬いと言われ続けている
・痛みや違和感がなかなか改善しない
このようなお悩みがある方は、一度ご相談ください。
当スタジオでは、プロスポーツの現場で行ってきた身体評価をもとにコンディショニングを行っています。
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